ハーバード白熱教室 第1回を視聴した
September 27, 2018
今日の講義内で講師がこの講義について取り上げていて、実際に第1回を視聴した。
ハーバード白熱教室は小学校の頃にNHKで視聴したことがあり、当時はただ”大学の授業ってすげえ”くらいの気持ちしか抱かなかった記憶が残っている。
今は大学生。授業内容の7割くらいはすんなり理解し、動画視聴後の講師の総括を通じて内容をほぼほぼ完全に理解できた。
改めて視聴すると、講義を進めていくうえで取り上げた例え(ジョーク交じり)であったり、ハーバード大生の民度の高さ(1000人も受講しているのにほとんど寝てる人がいない)だったり、教授の伏線の回収の気持ちよさだったり、本当に授業の質が違うなぁとため息が出るほどの光景だった。
動画内で引っ掛かったのが”帰結主義と定言的道徳原理の対立”と”懐疑主義”というワードである。
簡単にまとめると、以下のようになる。
帰結主義(結果が道徳の原理に関与する) <=> 定言的道徳原理(ある条件下で義務, 同意, 権利が道徳の原理に関与する)懐疑主義・・・各自が独自の原理を持てばよく、議論は無駄という考え
懐疑主義はマイケル・サンデルは否定的な観点を持っていて、哲学を修める。現実社会に活用していくためには「ある程度決まった考えを持つべき」という方針でこの授業が進行していくらしい。
自分が通っている大学の教養科目は眠くなる授業ばかりで退屈だったが、久しぶりにまじめに取り組もうと思う講義に出会えたと思う。来週の木曜日が楽しみだ。